Vim 置換を使いこなす

みなさん、Vim使ってますか？
使っていないなら使いましょう！（^o^）
今回は置換の使い方と小技を調べてみた。
IDEとかだと、置換するのにホームポジションから離れちゃったりして効率が下がります。
あと、IDEだと難しようなこともVimならできちゃいます。
そう、Vimならね。

##### 環境構成 * Vim 7.4 <br> ##### 置換のおさらい 置換コマンドのおさらい。 <pre class="brush: text"> # カーソル行のみ置換 :s/置換対象/置換文字列/gc # ファイル全体を置換 :%s/置換対象/置換文字列/gc </pre> <br> 置換するときに毎回入力するsは、substitute(取り替える)の略である。 %は、現在開いているファイルを意味する。 後ろのgcは、フラグである。 フラグとは、置換に対して何かオプションを付けたい場合、付けるものである。 <br> #### よく使うフラグ g…globalの略で、 行中全てのマッチを置換する。gがなければ、各行の一つ目のマッチのみ置換される。 c…checkの略で、置換前に確認を行う。 i…ignorecaseの略で、パターン(置換対象)の大文字/小文字を区別しない。 I…パターン(置換対象)の大文字/小文字を区別する。 n…numberの略で、パターンにマッチした個数を表示する。実際に置換は行わない。 <br> gなんかは、付け忘れるとハマることも多いのでデフォルトでgがつくようにできる。 <pre class="brush: text"> set gdefault </pre> <br> ##### 置換の小技 置換の小技をいくつか紹介する。 <pre class="brush: text"> # パスのように/が入るものは、@など他の文字を区切り文字に使う :%s@/home/emacs@/usr/vim # ビジュアルモードで選択した範囲を置換のスコープとする :'<,'>s/置換対象/置換文字列 </pre> <br> #### 置換を簡単にする cwordを使ってあげると置換が簡単にできる。 <script type="syntaxhighlighter" class="brush:html" title=".vimrc"> nnoremap <expr> st ':%s/'.expand('<cword>).'/' </script> <br> 単語にカーソールがあたっている状態で、stとすると自動で置換コマンドを作ってくれる。 ノーマルモードからコマンドラインモードに移行し、入力を補助できる。 <br> :%s/単語/ <br> あとは、置換文字列を入力するだけ！ <br> ##### 最近読んだ本