MySQL スロークエリを発見する

RDBは、NoSQLに比べレコード数が増えるとパフォーマンスが悪化しやすくなります。だからといって簡単にNoSQLに乗り換えられないしRDBにはNoSQLにはない、いいところもあります。

MySQLでパフォーマンスチューニングするためにスロークエリを発見する設定をやってみます



#####環境構成 * CentOS 6.4 * MySQL 5.6 <br> #####スロークエリログの設定 スロークエリログの設定を行います。 方法が2パターンあって * ログファイル * スロークエリログテーブル <br> mysql5.1以降であればスロークエリログテーブルを使えます。スロークエリログテーブルの方がSQL文で柔軟に確認できるのでオススメです。 /etc/my.cnf <pre class='brush: text'> [mysqld] slow_query_log=ON slow_query_log_file=/var/lib/mysql/mysql-slow.log long_query_time=0.5 # ※スロークエリログテーブルを使用する場合のみ log_output=TABLE </pre> slow_query_log_fileは、任意の場所で大丈夫です。 long_query_timeを0にすると全てのクエリのログが記録されるので、注意してください。 設定変更後、mysqld再起動 <br> #####スロークエリログの確認 ログファイルから確認するには、mysqldumpslowコマンドもしくは、mysql-slow.logを確認(tailなど)します。 <pre class='brush: text'> $ sudo mysqldumpslow /var/lib/mysql/mysql-slow.log </pre> <br> スロークエリログテーブルから確認するにはmydqlデータベース内のslow_logテーブルにSELECT文を実行します。 <pre class='brush: sql'> select * from mysql.slow_log; </pre> <br> Rows_sent(実行結果の行数)とRows_examined(フェッチした行数)の差が大きいと実行効率が良くないと言われています。 スロークエリに対してexplain文をかけてみてindexが貼られているか等を確認することでチューニングしていきます。 <br> #####最近読んだ本

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