vim初心~中級者なら知っておくべき autocmdとaugroupの使い方

どうも、自称vim初心〜中級者です。
vimのautocmdの仕組みを知らないで使っていると思わぬ罠にハマるので
ちゃんと理解して使うことにする。




##### 環境構成 * vim 7.4 <br> ##### autocmdとは？ autocmdは、何かしらのイベントをキャッチして自動的に実行するコマンドを登録できるものです。 構文 au[tocmd] [group] {event} {pat} [nested] {cmd} <br> キャッチするイベント{event}とファイルタイプ{pat}と実行するコマンド{cmd}は、必須です。 nestedは、autocmdを再帰的に実行したいときに使うものらしいです。 <br> ##### autocmdの挙動 .vimrcに次のに２行を追加します。 <pre class="brush: bash"> autocmd BufWritePre * put ='ほげほげ' autocmd BufWritePre * put ='ふがふが' </pre> BufWritePreは、ファイル書き込み時のイベントです。 ファイルタイプに*を指定しているので、全ファイルを対象に、 書き込み時に"ほげほげ" "ふがふが"も一緒に書き込んでくれるautocmdです。 <br> 実際に:wで書き込むと"ほげほげ" "ふがふが"してくれると思いますが、 .vimrcを再読込するとautocmdが２重で登録されてしまいます。 :source ~/.vimrcで、再読み込みをして:wでファイルを保存すると"ほげほげ" "ふがふが"が２回実行されます。 <br> 重い処理を登録していると２倍実行に時間がかかってしまいますし、２重起動することで不都合を起こすこともあると思うので、 autocmdが２重で登録されないようにaugroupを使用します。 <br> ##### augroupについて augroupは、autocmdをグループ化しグループ内の登録されたautocmdを一括で削除することができます。 <pre class="brush: bash"> augroup HogeFuga autocmd! autocmd BufWritePre * put ='ほげほげ' autocmd BufWritePre * put ='ふがふが' augroup END </pre> augroupで、HogeFugaというグループを作ってautocmdをautocmd!で、一括削除してます。 削除後にもう一度、autocmdを登録しています。 autocmd!を忘れると２重でautocmdがついてしまうのでお忘れなく。 <br> augroupを使うことで、関連するautocmdをまとめてスッキリさせるという役割も持ちます。 ということで目指せvimマスター！ <br> ##### 最近読んだ本