とっとこ駆け出しエンジニアぶろぐ: R言語をやってみる

R言語をやってみようと思います。
お仕事で統計的なデータが必要になってきたので、統計データを出力するならRは強力だと思います。
複雑な計算はRがやってくれます。
とはいってもツールなので統計知識は身につけないといけない。
個人的にRって名前はナンセンスだと思う。検索しにくい。

##### 開発環境
* Mac OS X
* R 3.1.0
* RStudio

Rのインストールはこちら [http://cran.r-project.org/](http://cran.r-project.org/) 
RStudioのインストールはこちら [http://www.rstudio.com/](http://www.rstudio.com/) 
 
RStudioは、RのIDEです。

##### Rとは？
* 統計解析析向けのプログラム言語
* S言語をOSSにした
* 数多くのグラフを表現できる

なにかしらの統計やデータ解析に使用する分には強力な言語です。

##### やってみる
RStudioを起動する。 
RStudioの使い方はやりません。 
といっても難しいものでもないのですぐに使えます。 
左下画面のConsoleにRのコードを書いていきます。

<pre class='brush: text'>
> # #でコメント
> help.start() # エンターキー押下
</pre>

help.start()で、右下画面にHelpがHTMLで見れます。 
コード書きながらHelp見れるって素敵。 
 
Consoleにも書いてありますがRを終了するにはq()

##### 変数を扱う
Rで簡単に変数の扱い方を紹介

パッとみてわかると思いますが、変数aに<-記号で1を代入しています。 
同じく変数bに対して2を代入。 
変数cには、a + b をした結果を代入。 
cのみ入力してエンターキーでcの中身を出力しています。

ls()で保持している変数の一覧を出力。 
rm(c)で、変数cを削除。 
ls()すると変数cが削除されているのがわかる。 
 
ちなみにRを終了すると変数は全てクリアされる。 
毎回、宣言したい変数がある場合やロードしたいライブラリがある場合は
ホームディレクトリにある(なければ作成).Rprofileに記入しておけば使用できる。

##### ベクトルを扱う
ベクトルとは、同じ型のデータを連続的に並べた1次元配列のことです。

<pre class='brush: text'>
> vector <- c(1, 2, 3)
> # 数値ベクトル
> vector
[1] 1 2 3
> vector <- c(1, 2, "3")
> # 文字列ベクトル
> vector
[1] "1" "2" "3"
</pre>

ベクトルを作るにはc関数を使う。 
cまで入力してTabキーを押下してみると関数の使い方がわかる。 
変数vectorに対してc関数を使っていますが、全て数値の場合は数値ベクトルが出来上がる。 
※一つでも文字列があると文字列ベクトルが出来上がる。(ダブルクォートで囲むと文字列になる) 
 
ベクトルにしてあると他の言語にあるmap的な使い方ができる

<pre class='brush: text'>
> vector <- c(1, 2, 3)
> vector + 1
[1] 2 3 4
</pre>

全てのベクトルの要素に対して1をプラスしている。 
 
 
今回は超簡単なRの使い方しかやってないので、次回はなにか統計データをアウトプットします。 
##### 最近読んだ本