とっとこ駆け出しエンジニアぶろぐ: RubyのフレームワークSinatraはじめました

RubyのフレームワークSinatraをやってみたいと思います。
Ruby on Railsもいいですけど、ちょこっと軽いアプリをつくろうと思ったらしんどいので簡単なアプリはSinatraでいいと思います。

#####環境構成
* CentOS 6.4
* Sinatra 1.4.4
* Ruby 2.1.0

#####Sinatraとは？
Rubyのフレームワークでとても軽量なのが特徴。 
RubyのフレームワークといえばRailsが一番有名だと思いますが、機能が多すぎて軽量なアプリを開発する際は、しんどい気がします。 
Railsに比べSinatraはわずか数行でアプリ作れてしまいます！ 
公式ページ<a href="http://www.sinatrarb.com/intro.html">http://www.sinatrarb.com/intro.html</a>に記載されていますが、
SinatraはDSL(ドメイン固有言語)という特定のタスク向けに設計されたフレームワークだそうです。 
サクサク開発したい場合はSinatra　ガッチリ開発したい場合はRailsといった感じです。

#####Sinatraをインストールする
Rubyのインストールが済んでない方はこちら<a href="http://hamuhamuengineer.blogspot.jp/2014/01/centos64ruby210.html">CentOS6.4にRuby2.1.0をインストールしてみる</a>

gemを使ってインストールします。  
結構時間がかかるので、カップラーメンでも作って待ちましょう。

<pre class='brush: bash'>
$ sudo gem install sinatra
</pre>

#####Sinatraを実行してみる
公式サイトのサンプルで試してみようと思います。  
myapp.rbというファイルを作成し、コードを書いていきます。

<pre class='brush: ruby'>
# myapp.rb
require 'sinatra'

get '/' do
 'Hello world!'
end
</pre>

これだけで、GETリクエストを受け付けてHello world!を表示させるプログラムの完成です。 
Sinatraの機能を使用するために必ずsinatraをrequireさせてください。

Sinatraを実行する前にオプションの確認

<pre class='brush: bash'>
$ ruby myapp.rb -h

Usage: myapp [options]
 -p port set the port (default is 4567)
 -o addr set the host (default is localhost)
 -e env set the environment (default is development)
 -s server specify rack server/handler (default is thin)
 -x turn on the mutex lock (default is off)
</pre>

デフォルトで4567ポートを使用するので、変更したい場合は-pでポート番号を指定する。 
localhostの場合は-oを省略できますが、そうでない場合は-oでIPアドレスまたはドメインを指定する。

<pre class='brush: bash'>
$ ruby myapp.rb -p 4567 -o hogehoge.com

== Sinatra/1.4.4 has taken the stage on 4567 for development with backup from WEBrick
[2014-02-06 02:31:50] INFO WEBrick::HTTPServer#start: pid=1902 port=4567
</pre>

WEBrickというRubyで開発されたWebサーバが立ち上がりました。 
WEBrickはApacheほど高機能でないものの簡易さが売りらしいです。 
 
ブラウザからhttp://localhost:4567/ にアクセスしHello world!が出力されれば成功です。 
Ctrl + Cでサーバを停止できます!

#####オートリロードさせる
Sinatraで、ちょっと面倒なのがファイルの更新後は、WEBrickサーバを再起動しないと変更が反映されない所。  
オートリロードしてくれるライブラリがあるのでインストールします。

<pre class='brush: bash'>
$ gem install sinatra-contrib
</pre>

こいつも時間がかかるのでチャーハンでも作って待ちます。 
 
　　∧,,∧ 
　(；`・ω・）　　｡･ﾟ･⌒） 
　/　　 ｏ━ヽニニフ)) 
　しー-Ｊ 
 
先程のmyapp.rbに１行追加します。

<pre class='brush: ruby'>
require 'sinatra/reloader'
</pre>

sinatra/reloaderを追加した状態で、ファイルを更新すると自動で変更が反映されます！ 
 
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