とっとこ駆け出しエンジニアぶろぐ: はじめてPerlやってみた

2014年6月1日日曜日

はじめてPerlやってみた

最近、お仕事でPerlを使うことになったのでPerlについてメモ。
ちなみに僕のお仕事では、Perlを主にバッチ処理に使います。
なんとなく書いても動いちゃうので簡単ですがハマりどころも多いみたいですね。
100人いれば100通りの書き方があるなんて話も聞いたことがあります。

#####Perl とはなんぞや？ 
 
####特徴
* Perlは、レポート作成言語として作られたのでテキスト処理が得意
* PHPなどと同じインタプリタである
* Cなど他の言語に比べコードを短く書くことができる
* Perl特有のいろんな書き方があるため、コードの書き方が千差万別

こんなとこころでしょうか？ 
 
#####Hello Worldしてみる
 
####環境構成
* Mac OS X 10.9.3
* Perl 5.16.2

hello_world.plを作成してHello Worldをprintする。

<pre class='brush: perl'>
print "Hello World\n";
</pre>

実行はperlコマンド。

<pre class='brush: bash'>
$ perl hello_world.pl
Hello World
</pre>

print関数は末尾に改行文字を入れないと改行しない。 
次にsay関数を使ってみる。

<pre class='brush: perl'>
use 5.010;
use strict;

say 'Hello World';
</pre>

say関数は5.10からの新機能なのでuse文5.10以上のバージョンでしか動かないことを明示的に指定します。 
say関数はprintと違い末尾に改行文字を入れてくれます。 
今回は不要ですが、use strictであやふやな書き方やバグを生む書き方をすると実行できなくしています。 
特別な理由がない限りuse strictはつけておいたほうがいいです。 
 
#####コメントを書いてみる
Perlのコメントは#で一行コメントで、=podと=cutの間は複数行コメントとなる。 
podは、Plain Old Documentationの略らしい。

<pre class='brush: perl'>
# コメント

=pod
コメント
コメント
=cut
</pre>

個人的に//とか/＊〜＊/のほうが慣れてるから使いづらいな〜。 
 
#####変数について
Perlでは3つの変数の型があって'Scalar'と'Array'と'Hash'がある。 
sigilという記号で変数の型を識別する。 
 
* Scalar … 単一のデータを扱う。sigilは$ ($hoge)
* Array … 配列を扱う。sigilは@ (@hoge)
* Hash … ハッシュ配列(連想配列)を扱う。sigilは% (%hoge)

変数について特別覚えないといけないのは、こんなところかな。