とっとこ駆け出しエンジニアぶろぐ: vimとシェルを高速に切り替える小技とシェルに切り替えずにシェルコマンドを実行する小技

2014年2月22日土曜日

vimとシェルを高速に切り替える小技とシェルに切り替えずにシェルコマンドを実行する小技

vimを使用していて、シェルを操作したいなんてことよくあると思います。
毎回、テキストを保存してからシェルを操作するのも面倒なのでテキストを開きながらシェルに高速に切り替える小技とシェルに切り替えずにシェルコマンドを実行する
小技をメモ。

#####vimとシェルを高速に切り替える小技
２パターンあります。

* コマンドラインモードから:shell省略形:sh
* テキストをバックグラウンドに渡す

コマンドラインモードから:shellすると、シェルが呼び出されexitコマンドでテキストに戻ります。 
しかし複数ファイルで:shellした場合、最後に開いたファイルにしか辿れません。 
例) 
A.txt :shell → B.txt :shell →　C.txt :shell 
exit → C.txt exit → B.txt exit → A.txt 
 
自分で書いときながらかなり、わかりにくい(^^; 
要は一方通行ですよってことです。 
 
なので開いたファイルの順番に関係ないテキストをバックグラウンドに渡す方法が一番いいと思います。 
ノーマルモードから<C-z>(コントロールz)を押下して、編集中のテキストをバックグラウンドに回します。 
バックグラウンドジョブの確認はjobsコマンドで行います。

[1]や[2]がジョブのIDです。 
バックグラウンドジョブを再開させるにはfgコマンドです。

<pre class='brush: bash'>
# fg ジョブID
$ fg 1
</pre>

fgコマンドの引数にジョブIDを指定することで、該当するジョブIDのテキスト(A.txt)が開かれます。  
fgコマンドに引数を渡さなかった場合、+がついた一番最後にバックグラウンドに回したジョブのテキスト(C.txt)が開かれます。

#####シェルに切り替えずにシェルコマンドを実行する小技
シェルで複数コマンドを実行したい場合は、vimとシェルを切り替えたほうが速いですが1コマンドのみ実行したい場合は、わざわざ切り替えるのも面倒です。 
コマンドラインモードで:!{コマンド}でシェルに切り替えずにシェルコマンドを実行できます。 
例):!ls 
 
!をつけることでシェルでlsコマンドが実行されます。 
 
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