2013年12月2日月曜日

Git -導入編-


今更ですがGitを導入してみたいと思います
既にGitは使ってはいるんですが、初期設定とか忘れてしまいがちなので
書いてみることにしました

サーバ さくらVPS CentOS6.4
クライアント Windows7


Gitってバカとか間抜けって意味らしいですね(笑) 参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/Git
Gitをインストールする前にGitが依存するライブラリをインストールする必要があります

yum install -y curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel zlib-devel

devel ってなんだろう?
development(開発)の略 で、開発に必要だったり〇〇-develの〇〇を拡張するものだったりします
devel って一見、いらなそうで削除してしまいそうになります。。。

続いてGitのインストール
yum install -y git
git --version

Gitのバージョンが出てくれば成功ですね

configの設定をします。--globalオプションを付けることでデフォルトでこの設定がコミットに使われます
リポジトリごとでconfigを変えることもできます
git config --global user.name "あなたのお名前"
git config --global user.email "あなたのメールアドレス"
このconfig情報は~/.gitconfigに保存されます
 コマンドで確認することもできます
git config --list
それではリモートリポジトリを作ってみましょう!!
mkdir ~/git_test
cd ~/git_test/
git init
git_testフォルダ内に.gitフォルダが作成されました
.gitにはGitの管理に必要なファイルが格納されています
先頭に.が付いているので隠しフォルダになっています
ls -aで確認してみましょう

適当にファイルを作成しGitの管理に含めます
vim test.txt
git add test.txt
git status
git commit -m "コミットコメント"
git addで管理対象に含め、git commitで処理を確定させます
commitしないとクライアントからクローン(複製)しても変更が反映されていません
git statusは必須ではないですがどのファイルを変更したか確認できるのでcommitをかける前に
チェックしておいたほうがいいと思います

サーバの設定は以上になります
クライアントでクローンしてみましょう
Windows GitクライアントツールのGit for Windowsを使います

最新版のGit-1.8.4-preview20130916.exeをインストールします

細かい設定は今回は省きます
インストール後、Git GUIとGit Bashが作成されます
Gitu GUIは、GitをGUIで実行できGit BashはCUIで実行できます

今回はGit Bashで先ほど作成したリモートリポジトリからクローンしてみます
クローンするプロトコルはGit、HTTP、HTTPS、SSH等ありますがセキュリティ的にSSHを使うほうが無難でしょう

クライアント側にSSHのconfigを作成します
クライアントの~/.ssh内に秘密鍵を設置します
configファイルを作成
Host 任意のホスト名

    HostName サーバのIPアドレスまたはFQDN

    User ユーザ名

    IdentityFile 秘密鍵のパス

    Port ポート番号

configには、複数Hostを登録できHostの値で識別されます
以上で準備完了です


git clone sshの書式
git clone ssh://configで記述したHostの値/home/ユーザ名/git_test

成功すれば git _testが作成されているはずです!

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